古くなった和室が甦る!鴨居や柱をセルフリノベする人気の塗料と方法

年季の入った和室。目に入って来るのは砂壁はもちろん長年使い込んで日焼けし色あせた畳や梁、障子の格子など木部の場所が気になります。木部の場所を塗りかえるだけでもとても雰囲気が変わりますよ。

今回、鴨居や柱や障子の柱を塗り替えたいときに、おすすめしたいステインがあります。おすすめの塗料と塗り方をご紹介します。

おすすめのステインBest3

1位:水性バトン

天然ヒバ油を配合した安全な自然系水性木部用浸透型着色剤です。シックハウスに係わるホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等の化学物質は一切配合していないF☆☆☆☆認定塗料です。塗膜は食品安全衛生法に適合する安全性がある塗料。低臭ですばやい乾き!そして塗りムラが少ないので初心者にも扱いやすい塗料です。
カラーバリエーションも人気の高いブラウン系が多く揃っていますので重厚な感じから温かみのある印象の柱にできます。

2位:水性ウッドステイン

内装から家具、小さな雑貨まで暮らしの風景を彩る屋内木部用水性塗料。屋内の無垢の内装材や家具に塗装すると、木目を生かした美しい仕上がりになります。小さな雑貨まで豊富なカラーバリエーションで、浸透性に優れ、ムラになりにくく色あせしにくいのが特徴。
【ご注意】
水性ウッドステインはペイントした後、色落ち防止のために必ずニスやワックスをする必要があります。

3位:バトンFX

水性バトンの油性バージョン。食品衛生法等の規格基準に適合した、防虫防腐剤などの薬剤を一切含まない安全性の高い油性の自然系オイルステインです。塗りムラ・色ムラもなく、塗り易い塗料。油性ですので少しニオイがありますが、仕上がり具合は、一番良いです。

【ご注意】
鴨居・柱、格子にニスなどがコーティングされている場合があります。その場合、塗りかえる前にサンディング(ヤスリ掛け)をしましょう。そのまま塗ってしまうとニスに弾かれてしまい塗れません。

和室のおすすめのステイン塗料をご紹介したところで、塗装方法をご紹介します。

柱、鴨居、障子の格子を掃除する

塗装する前に塗装する場所をしっかりと掃除をしましょう。
ホコリやゴミが付着していると塗料に、くっついてしまいキレイに塗れなくなる原因になります。
ホウキで軽く掃ってから雑巾で乾拭きをしてキレイに取ります。
障子の格子の角は、定規に布を巻いて拭き取るとホコリが良く取れます。

養生をする

まず、塗料が落ちても汚れないように床にビニールシートやマスカーを使い覆っていきます。
その次に、塗装するとき壁やふすまなどに塗料が付かないようにマスキングテープを使い養生をします。
マスキングテープは、隙間が無いようにしっかりと貼り付けてください。

ステインを刷毛でペイントする

まず、塗料の裏面に書かれている施工方法を確認するのが一番ですが、浸透性の吸込みが速い塗料は刷毛で一定量ペイントした後、すぐに拭き取りをするとムラなく塗れます。
その後、塗った場所を重ねないように次の場所を塗りましょう。塗った場所を塗り重ねるその場所だけ2度塗りした状態になり塗りムラの原因になります。

【ワンポイントアドバイス】
布やスポンジ刷毛で塗る方法がありどれも試しましたが、一番塗り易いのは刷毛でした。
布は、布が染みこみやすいのですぐに塗料を足さないといけなくなりムラも出てきました。
スポンジ刷毛は、スポンジがたっぷり塗料を含んでしまうのでしごきが足りないとポタポタ垂れてしまいます。

しっかり乾燥させる

ステインを塗った後、浸透性の塗料は表面は乾いていても木部の中が乾いていない可能性がありますので施工方法に書かれている乾燥時間を確認して、しっかりと乾かしましょう。
気温によっても乾く時間が変化しますのでご注意です。

塗料によっては、仕上げにワックスを塗って完成

水性ステインを使用した後は、蜜蝋ワックスを仕上げに塗ることによりコーティングされて塗料が落ちにくくなります。
※油性のバトンは、オイルでコーティングしますので仕上げにワックスは必要ありません。
ワックスを塗った後、しっかり吹き上げて乾燥させたらペイントの完成です!
これだけ見ると難しい?と思われてしまいますが塗って拭くの工程を繰り返すので簡単です。

カラーによって雰囲気が変わるステイン

ステインは、木目がキレイに出るので塗料のカラーによってさまざまな雰囲気に変わります。

濃い目のブラウンは、古民家カフェのような和モダンな雰囲気にしてくれます。写真で使用している塗料のカラーは、エボニー色を使用しています。エボニーは、黒檀(=こくたん)に近い色で赤みがかった黒色です。

また、ブラックでペイントすると渋墨(=しぶずみ)で塗ったような重厚感あふれる仕上がりになります。

ホワイト系で塗る、明るめのブラウンでペイントすると清潔感あふれるホテルの和室のような雰囲気になります。

※塗る前の木材によっては、色被りしないで元の木材の色が見えてしまう場合がありますので注意が必要です。

【和室の白木塗装をする際の注意点】
ヤニやアクで汚れている場合は、必ず落してから塗装してください。落とさずに塗装すると下からヤニやアクが浮いてくる可能性が高いですのでご注意ください。(特に水性の場合は防げません)

最後に

どのステインもそれぞれ特徴があります。
自分好みの色がこの塗料にあった。ニオイが少ない塗料が良いなど、自分に合ったステインを見つけて選んでください。
上記の塗装は、築30年の和室をセルフリフォームしたときのもので、この後壁に漆喰塗料を塗って完成させました。

 

漆喰塗料の詳しい記事は、別サイト「パジョリスドットコム」にて記事が載っています。気になる方はこちらをクリック